2010年9月30日木曜日

あと8日

まだ、足場が架かってますが土曜日の朝に解体です。

予定は9月中に完成が35℃超えの猛暑日で壁が塗れませんでした。
おまけに、材料が徳島から入って来なかったのも起因しています。

ホタテ貝殻漆喰の下塗りが塗れるとまた表情も変わりました。


白が入ると結構いい感じです。
赤色の杉焼板は立体感を出すためにアクセントで色を変えました、実はデッキのところにも外用の洗濯機置き場があり、家事をされる奥様が焼板で汚したりされないように、塗装の黒も仮に貼ってみましたが黒ばかりでダメだったのであえて赤にしました。これは白の壁をイメージして採用しました。


愛川タイルさんで木工が得意で洗面室の鏡を製作してくれています。玄関の石張りや薪ストーブの耐火レンガ積みや、大工工事もオールマイティーにこなします。70才を超えていますが帳場専門の職人さんで凄く技術が高いです。

さすがタイル貼りは手際が良く、早くてキレイです。
愛川タイルさんは妥協を許しません。とても品質の高い仕事をしてくれます。問題はこの後の世代がいないのが、悩みの種です。この方の仕事は文句をつけようがないです。

2010年9月18日土曜日

階段取付

今回の階段はほぼ、理想に近い階段です。

有効踏面 248.2mm

蹴上げ203.1mm

蹴込 30mm

角度 39度18分

です。


元々、起業スタートは鉄工所スタートで階段、手摺を専門にしていたので、Rの階段や螺旋階段はお手のモノで、どうやって加工するねんという代物が大好きでした。

短納期で超難解モノの階段や加工モノは得意ですが今は、こだわった図面がないので長い間ご無沙汰です。

鉄が木に変わったくらいの感覚で、木は鉄と比べれば柔らかいし、軽いので何をしても楽ですが間違ったら溶接して元に戻す事はできません。

間違いを何も無かったように、戻せる事も技術の一つです。


階段に関しては全く気にしない人が大半ですがここをこだわる人は結構マニアックというか、勉強している方が多いと思います。

手摺無しでも、上がり、下りが楽チンです。

階段の材料も全て「徳島すぎ」でとても品質は良いです。

2010年9月6日月曜日

仕上げ杉床(SB15t)貼り

中千木材さんとはもう5年目になりましたが、以前も「たいへんよくできました」ののりでいい品質でしたが。まだいい方向へ品質アップしています。



この材料を一度施工すれば納得できます。「今回もこの材料はいいです」と一年振りの協力工務店さんも、実感してくれてます。

節は、あって当たり前ですがA材は非常に少なくほとんど白太の部分は無く赤身だけです。この良さは、施工して分かりますが一番いい理由は後でジョイント部分の隙は、ほとんど無い(無い言えば嘘になるが・・・)に等しいです。

本来、床暖房は不可ですが、この床は大丈夫です。(実績あり)


今回は、納品が非常に遅かったので少し「怒ってるで~」と言いたいですが、高温の夏で今日でも35℃超えの猛暑日だったので、ここで慌てて施工するとあとで、不具合が出てきますから、自然に逆わらないで、待つしかないのです。

外部のホタテ貝殻漆喰も35℃以上あれば塗れば後で問題が出てきます。
日中の気温が30℃前後まで下がらないと、ダメです。

自然素材で家を建てるって事は自然に合わせて施工しないと、必ず問題があとで出てきます。それが、長年自然素材にこだわって施工してきた実績と現場の勘なのです。

マニュアル通りにできないのがこの「びわこ板倉の家」の素晴らしさで、超アナログ的な家なのです。

お施主さまには、ご迷惑をかけて申し訳ないです。

2010年8月18日水曜日

ここまで進みました

猛暑で、写真を撮ってはいたのですが暑さでサボっておりました。

杉の焼き板(焼き放し)は質感がとてもいいです。

黒さも、黒でなく炭色で嫌らしくないのが自然の黒だからでしょう。

ただ、問題は触れば黒くなるのが欠点でこれが、今の住宅づくりを基本にするとダメになる事の理由だろう。

しかし、そばで目を凝らして見ないで、なんとなく見るとなぜか柔らかさを感じるのは、私だけではないと思う。それと色付は汚れる心配はないがどうも不自然な感じで着色が抜けているところなどが気になる点の一つである。

独特の質感で今までの色付よりも自然でこのほうが、耐久性能は高いと思う。






2010年7月29日木曜日

焼き板貼り


杉の焼板です。ホンマモンの焼板で俗に言う「焼き放し」です。

徳島の那賀川すぎ共販の組合員さんで那賀川林材さんでお話を聞かせてもらったのですが、この「焼き放し」の出荷先は滋賀と岡山の地域で少し出るくらいですが、他地域はあまりというより、ほとんどないらしいです。


近くで見ても質感がいいです。


離れて見ても、塗装仕様のように、照かってなく、つや消しなのでいいです。


経年変化が楽しみです。しかし、問題点があります。炭化させてあるので触れば炭を触るのと同じで汚れます。私は今日は貼り作業をしていないのですが、道具や作業服は真っ黒で炭鉱夫まではいかないですが、近いものはあります。

私は、出たり入ったりしているので、なかなか進んでいなかった階段の2段目までの欅の階段の下地がやっとできました。ですから私は汚れていません。

鉄工所の時は階段と手摺を専門にしていたので、ウンチクをこかせば1時間でもしゃべれる、秘密のネタがあります。
間取りばかりを気にされる方は多いのですが階段をああだ、こうだと注文をつける方はいないです。

鉄工・大工にしろ本当に上がり易い階段を自分で施工図を描けて施工できて1人前となります。色々な階段が据えられるのに、最低10年の現場の施工キャリアが必要となります。

ハウスメーカーさんや他はプレカット階段ですが手加工すれば無理がないです。納得いくよう自分で考えられるので手間はかかりますが、絶対にいいです。


階段は鉄の階段の方が断然難しいです。
ですから、木造であろうが、この部分はどうしてもこだわりたい私の一番重要なポイントです。

勾配は40度をきって39度18分(60進法)なので、凄く楽チンでとても安全な階段です。


日本の住宅って階段にあまりコストをかけないのですが、家の制限がありすぎて一番毎日上がり下りするので、水廻りと同じ位に大事な重要ポイントだから、つい力が入ってしまうのです。

プレカット時点で階段の施工図を描いて、この付近のイメージを作ってから仕上がりを考えていきます。

きっといい感じのリビングになると自画自賛して喜んでいます。

床の角穴は点検口でトイレの配管類や電気装備品がトラブルが発生したり、追加でその類を増設をし易くするために念のために開けました。これもメンテナンスをする為の大事な部分です。

2010年7月28日水曜日

ラス板貼り

徳島の材料は確かに、品質・量・コスト グッドである。

しかし、一番の問題は物流のことである。

前もって、3週前に発注しているのだが、いつもあるのに在庫がないとか乾燥ができていないとかが連発続きでやっと昨日、それも一部が納品された。

もう少し、現場が増えてくれば在庫を持てばいいのだが、在庫はお金を寝かしているのと同じで鉄工をやっていた頃から比べれば、無在庫は当たり前だったが、良く使うモノはストックが必要であると最近感じてきた。

現場へ来てくれている職人さんにも手待ちは最悪である。

毎週とか定期で走れるように、受注を増やさないと現場が進まない。

目標は在来工法の早さまで近づけられると、コストダウンにもなりメリットも出てくる。

お盆までに外部ができる段取りですが、左官屋さんが病み上がりでちょっと心配です。

2010年7月23日金曜日

框設置

古材の欅の框を玄関にと思っていたが、桜の框が虫が入ってないところまで、落とし込んでもらったら結構いい感じになったのでやはり玄関に回すことにしました。



欅の古材の框は薪ストーブ前の土間の方へ設置でここは変わってないです。




板金屋さんは暑い中一生懸命お仕事頑張っておられますが、家の中ですら暑いので本当にご苦労さまです。

今日は、大腸ガンで入院していた左官屋さんが復帰で現場を覗いてくれました。健康の大切さを身にしめて感じておられました。

私は、今日朝健康診断の結果を聞きにいってきましたが、全く問題なしでこれを維持して来年も来てくださいと言われましたが、自分でも問題ないと思ってました。



2010年7月17日土曜日

梅雨明け

梅雨ド最中から建て方を開始し1カ月経過して、梅雨が明けました。

各地で災害が多発し、雨水の放流をもっとドイツみたいに条例で宅地内に浸透さす事や雨水タンクで貯水する事もこれからの家づくりには欠かせないと感じます。

一般的には1年に樋を越す勢いの雨が降るのは3回程度なのですが、今年みたいに、一時間に100ミリを越す雨は以上であります。ゲリラ豪雨とはよく言った言葉でまさにその通りだと思います。

さて、1ヶ月経過すると中の造作工事に移るのですが、昨日届いた「膠(にかわ)」を瞬間ボンドとして使用します。
ボンドを使用するのは簡単ですが、いくらF☆☆☆☆でも微量ホルムアルデヒドは出ています。数値に直すと0.1ppm以下でも気になりますし、この条件で建材を多用すればシックハウス症候群やアレルギーになる可能性は十分にあります。だから強制的に悪い空気を排気するために設計図書に換気計画が確認申請時に盛り込まれているのです。電気代が勿体ないといって24時間換気を止めてしまえばなる可能性は十分です。良くハウスメーカーの営業が「新築のこの匂いは車でいう新車の匂いと同じです、すぐに慣れますから」は、とんでもない営業文句です。


棒状の膠は扱いにくいので、柿渋のトミヤマ(京都山城)さんのはペレット状になってます。



容器に移し替えます。良く使用するので500gパックにしてもらってます。


水を同量加えて、ふやかします。


こんな感じになります。



水を吸ってゼリー状になったら湯煎の開始です。

             

蜂蜜くらいの硬さになればOKです。ボンドならフタをあければすぐに使用できますが、夏場で1時間は最低使用できるまで時間が必要です。
半年~一年先に木が痩せて(乾燥が進むと)木と木が擦れて床鳴りのクレームを回避する為に大引きと垂木掛けに穴を空けて膠を流し込んでいます。ここは和室の畳の部屋で床が下がってくるのでこういう対処も棟数を積み重ねてきた工夫の一つです。びわこ板倉の家はコストダウンを心がけるより、一手間かける事で長く持つ家をいつも経験から進化させています。
こんな事をやってるのは、うちところだけかもしれません。

             

天然の瞬間ボンドです。膠は牛、山羊、兎などの所謂コラーゲンみたいなモノで湯煎にして匂いを嗅ぐと動物の匂いで、動物園の檻の匂いの例えがピッタリです。固まると無臭ですが、本当に良く接着できます。

梅雨明けの夕方の空に変わりました。

床の捨て貼りが終わり、家の空間が出来上がって来ました。


開放的な空間は「板倉の家」の特徴です。

しかし、今回の梅雨の工事は建ててから雨に当たったのですがゲリラ豪雨対策は欠かせないような感じでまたいい案を考えます。

2010年7月14日水曜日

甦った、欅の大黒柱

2006年の秋に古材の引き取りの依頼がありました。

ここは現在の高島市保坂というところですが、鯖街道の滋賀県と福井県の県境の古民家です。鯖街道で栄えていた頃の古民家で田の字型で欅の大黒柱を中心に余呉型に近い家でした。梁と柱が良かったので、いいとこ取りで、クレーンと4t車を連れて行って抜き取りました。



4年近く、工場の古材置き場に雨ざらしで置いていましたが昨日、朽木の製材屋さんで框用に挽いてもらい、今日現場で使用する場所別にプレーナーをかければこの通りの良材に変身です。
築100年位の建物なので、木は製材して200年近いですが、欅特有のいい香りがします。
こんな、バカな手間のかかる事をするのは「びわこ板倉の家」だけです。
1Fの床の捨て貼り用の30ミリの杉板(SB材)を貼ると家らしくなりました。

妻側はロフトの窓下は杉焼板の焼き放しでガルバの水切りの上はホタテ貝殻漆喰「あわせ」を施工します。

これからは楽しい家づくりの始まりです。サプライズだらけでいつまでカードが続くかですがこちらが楽しくやらせていただける事が大変ありがたいです。

事細かく監理されたい方はこの家は無理だと思うのでハウスメーカーさんで建ててもらって下さい。



2010年7月7日水曜日

おめでた!

お施主さまの次男さんで3人目のお子様が月曜日の朝早くにご誕生されました。

おめでとうございます。

私の家族構成と同じで一姫二太郎です。やはり男の子のスペアは絶対必要です。実際三人各様で本当に面白いです。私は、ほったらかしの子育てでしたがYさんは、いいおとうちゃんです。

「板倉の家」を施工させて頂くと途中でお子様が生まれるのが、普通になってきました。

昨年から、3軒連続でおめでた連発です。


私も気合い入ってますが、ご主人は「板倉の家」を建てようと思われると、もっと変な意味で気合いが入るようです。


子宝に恵まれる家になれば、大ブレークしますねェ~。


3度目の正直で、3割の確立なので嘘やないかもしれません。


大阪の現在検討中の方がそうっだら、「ツバメが飛来する家」と「子宝に恵まれる家」は、やはり密接な関係かもしれないです。

今日は、板金屋さんがルーフィングを施工してくれました。

明日は、中間検査です。

検査官は、検査でなく見学みたいなもんで、逆にお金を取りたいくらいです。





屋根の防水層は2層あるので将来的にも長期仕様です。次回は50年後位の吹き替えは雨の心配が入らないので変に仮設工事の費用が嵩みませんが、今少しコストがかかってしまいます。しかし遮熱シートの性能は抜群です。断熱材なしでこれだけ快適なのは、「板倉の家」だけです。

これは、住んだ方にしか実感できません。

2010年7月2日金曜日

明日は構造見学会

7月3日(土)、4日は10時から17時まで守山市石田町にてY邸様の構造見学会をさせて頂きます。

100%「徳島すぎ」のみで全てできるのは「板倉構法」だけです。現代の家づくりから逆行しますが間違いなく快適な家になると確信しています。

現段階で64㎥の杉の材積を使用しているからこそ、中はドライエアコンみたいに快適です。

明日は天気悪そうなので実感できると思います。

明日は、他社さんも構造見学会や完成見学会を催されるのですが、品質の技術の高さを比べてみて下さい。

2010年7月1日木曜日

屋根をもう一回


板倉の水平の壁に直交して縦に木摺り板を貼ると、筋交いがいらないのとこの状態で30分の国土交通省の防火の認定が取れています。
この裸の状態で防火の認定がとれているので、極端に言えば和紙を張って意匠性を高めても、ちゃんと建築確認申請は通るのである。
国産の杉(徳島すぎ)で木100%で全く建材を使用しなくても無垢材のみでここまで、システム化さえている家は他には類を見ないと思う。これから地域材の杉を利用してここまでするには、最低15年の歳月とコストをかけないと到底無理だと思う。悔しければやってみろの言葉がピッタリだ。

屋根も、まだ二重に杉の野地板を貼るので本当に手間がかかるが、10日でここまでできている。人工(にんく)も結構投入しているのもあるが、熱いので早く外部を進める事も工程管理には必要で、四季にあわせて管理するのが私のやり方で余所の現場監督とは訳が違う、なぜなら私も現場監督兼大工だから。

パターン化しないのが私のやり方で、これが簡単に真似できないように作ってきた。当然、今までお施主さまに怒られて、高い勉強代を払ってきたからこそ今がある。これが「びわこ板倉の家」の良さでもあると、自我自賛したいところ。

一軒、一軒みんな違うのにパターン化できる訳がないと思うのだが、長年の経験と勘で臨機応変にするから、現場が楽しいのである。

楽しくなければ仕事でない。いつも「天職」だと思っているからこそ怒られても凹まない。

ああだ、こうだと説明したり、私のサイトをじっくりみて解釈しようとする位なら現場で見てください、今の家づくりの180度反対向いた家づくりが、伝統構法で一番エコで一番最先端なのです。

うちのエコポイントは大黒柱です。「ちょっとビックリしまっせ!」

今週の7月3日(土)と4日(日)は構造見学会なので是非体感しにきて下さい。

2010年6月28日月曜日

下屋ができました


今回のお家は吹き抜けが多く延面積は少ないですが大きさはデカイのでやはり下屋を出す事でバランスは良くなります。

コスト重視や施工性を考えれば総2階の建物が簡単で手間が少なくていいのですが、どうしても妥協はしたくないです。

まだまだ、材料はあります。

屋根はこれで完成でないです。この上に空気層を設けて、この上にまた12ミリの杉野地板(飛板)を天気を見計らって張ります。

将来、屋根の載せ替えは天気の心配は全く不要なのと、この時期は全く密閉していないのに、この中は爽やかで大変涼しいです。

構造見学会で実感してみてください。



2010年6月25日金曜日

上棟しました

ダイニング側は磨き丸太(杉)です。



4日目で何とかここまでです。



大黒柱は39cm×39cmあります。徳島県上勝町の杉の丸太から角材をとってあるので凄い大木だと想像できます。
梁・桁類は今回は100年生以上のモノばかりで本当にいいです。

上棟の日にふさわしく快晴でした。

4日目で上棟です。土台を先行して据付ておいたので予定通りでした。

やはりデカイお家なので手間がかかります。

梅雨のド最中でしたが上手く晴れ間などもあり無事棟が上がりました。

2010年6月22日火曜日

建て方2日目


徳島アシストが今日から2人加わり、荷降ろし班と建て方班に分かれて作業です。小運搬があるため、どうしても思うようには進めません。

明日は、クレーン1台になりますが棟は上がりそうです。